
ドゥブロヴニク観光3日間モデルコース:おすすめの過ごし方と見どころ
Blaise Jaeger著 · 2026年11月1日更新
2023年5月末、友人のRoyと一緒にドゥブロヴニク(ドブロヴニク)で3日間を過ごし、そのあとギリシャへ飛びました。ドゥブロヴニクが観光地化しているのは否定できません。それでも、わざわざ行く価値は十分にあります。旧市街は驚くほど良い状態で保存されていて、ほかのどこにもない独特の雰囲気に浸れます。この記事では、私たちの3日間のモデルコース、もう一度やりたいこと、飛ばしてもいいこと、泊まった宿、そして料金の目安を紹介します。最近になって知った、ちょっとうれしい話もひとつ。ドゥブロヴニクの守護聖人は聖ブラシウス(クロアチア語でスヴェティ・ヴラホ Sveti Vlaho、フランス語でブレーズ Blaise)、つまり私の名前です。その像は街の門の上に立っていて、毎年2月3日の祝祭はユネスコの無形文化遺産に登録されています。
ドゥブロヴニク3日間のモデルコースまとめ
- 1日目:到着後、ロクルム島を望むバニェ・ビーチで一杯、夕暮れどきに旧港へ。
- 2日目:エラフィティ諸島のコロチェプ島とロプド島へ船旅、砂浜のシュニ・ビーチで海水浴。
- 3日目:旧市街、城壁、スルジ山のロープウェイ、旧港でディナー。
- 絶対に外せないもの:城壁一周ウォーク(2026年は40ユーロ)。
- おすすめの宿泊エリア:旧市街のすぐ東、バニェ・ビーチの上にあるプロチェ地区。
- ベストシーズン: 5月、6月、9月。夏の混雑の前か後がおすすめです。
ドゥブロヴニクは行く価値がある?
あります。クロアチアでも屈指の観光地で、夏はメインストリートがクルーズ船の乗客で混み合うこともありますが、1979年からユネスコ世界遺産に登録されている旧市街は、城壁も大理石の通りも教会も、ほぼ当時のまま残っています。私たちには3日間がちょうどいい長さでした。旧市街をのんびり見て、城壁を歩き、島で1日過ごしても、退屈することはありません。
1日目:バニェ・ビーチと旧港
午後に到着し、プロチェ門から数分のプロチェ地区にあるアパートに荷物を置きました。初日の夜はシンプルに。城壁のすぐ下、ロクルム島を正面に望むバニェ・ビーチ・クラブのテラスで一杯飲み、日が沈むころに旧港まで散歩しました。



旧港は聖イヴァン要塞とプロチェ側のあいだにあり、ロクルム島やツァヴタット、各島へ向かう船が発着する場所です。ディナーにもぴったりで、初日の夜は焼き魚とシーフードの大皿盛りをふたりでシェアしました。

2日目:エラフィティ諸島への船旅
翌朝は旧港から船に乗り、ドゥブロヴニクのすぐ北西にある小さな島々、エラフィティ諸島への日帰りツアーに出かけました。



最初に立ち寄ったのは、いちばん近いコロチェプ島。ドニェ・チェロの小さな入り江と、透き通ったターコイズブルーの海が迎えてくれます。続いてロプド島へ。車の走らない島で、港沿いの村、背の高いヤシの木が並ぶ公園、古いフランシスコ会修道院があり、島の反対側にはこのあたりでは珍しい砂浜、シュニ・ビーチがあって海水浴に最適です。ロプド島の港では、昔のラグーサのガレオン船を再現したカラカ号も見かけました。この船も観光客を乗せて島々をめぐっています。




ドゥブロヴニクに戻ったのは夕方。海からの帰り道は、城壁と岩の上に建つロヴリイェナツ要塞の眺めが見事です。

知っておきたいこと: 3島(コロチェプ島、ロプド島、シパン島)をめぐるツアーは所要6〜9時間、料金は45〜60ユーロほどです。カラカ号は旧港ではなく、グルージュ港から出航します。予算を抑えたいなら、グルージュから出るヤドロリニヤの定期船で、数ユーロで同じ島々へ行けます。
3日目:旧市街と城壁
プラツァ通り(ストラドゥン)と教会めぐり
旧市街へは正面入口のピレ門から入りました。アーチの上には街の守護聖人、聖ヴラホ(聖ブラシウス)の像があります。門をくぐってすぐのところにオノフリオの大噴水があり、そこから磨かれた石灰岩が敷き詰められたメインストリート、プラツァ通り(ストラドゥン)がルジャ広場までまっすぐ延びています。広場ではバロック様式の聖ヴラホ教会がスポンザ宮殿と向かい合い、1667年の大地震のあとに再建された大聖堂もすぐ近くです。



城壁を歩く
そしてハイライトの城壁へ。一周は約1,940メートル。片側に海、反対側に旧市街の赤い屋根を眺められるので、本当に全周歩く価値があります。私たちは写真を撮りながら約1時間かかりましたが、普通のペースなら1時間半〜2時間を見ておきましょう。最も高い地点は円形のミンチェタ要塞で、西側からはロヴリイェナツ要塞が真正面に見えます。




知っておきたいこと: 2026年のチケット料金は40ユーロ(7〜17歳は15ユーロ)で、ロヴリイェナツ要塞の入場も含まれます。入口はピレ、プロチェ、そしていちばん空いている聖イヴァン要塞の3か所。一方通行で日陰がほとんどないので、朝早くか夕方遅くに行き、水を持っていきましょう。
イエズス会の階段とゲーム・オブ・スローンズ
ドゥブロヴニクは『ゲーム・オブ・スローンズ』の主要なロケ地のひとつで、街のあちこちでロケ地ツアーやグッズ、鉄の玉座のレプリカまで目にします。私にとってはちょっとした話のネタ程度で、パリにとっての『エミリー、パリへ行く』のようなもの。前を通りかかって、それでおしまいでした。とはいえ、聖イグナチオ教会へと続くバロック様式のイエズス会の階段は、それ自体が美しい場所です。


スルジ山のロープウェイ
午後はスルジ山のロープウェイに乗りました。数分で標高405メートルまで上がります。旧市街とロクルム島を見下ろす眺めはきれいですが、正直なところ、旅でいちばん印象に残った瞬間ではありません。時間が限られているなら、城壁からの眺めのほうが上です。往復チケットは30ユーロで、12月〜3月は運休します。

旧港でディナー
1日の締めくくりにバニェ・ビーチで過ごし、そのあと総督邸の隣、旧港を見下ろすグラツカ・カヴァナ・アルセナルのテラスでディナーにしました。夜になると、港とそこに停泊するガレオン船のレプリカがライトアップされます。


翌朝、アテネ行きの飛行機に乗る前に、最後にもう一度バニェ・ビーチへ行きました。

ドゥブロヴニクのそのほかの見どころ
- ロヴリイェナツ要塞:西側の城壁の外、岩の上に建つ要塞。城壁のチケットで入れます。
- 総督邸:かつてのラグーサ共和国の政庁で、現在は文化歴史博物館になっています。
- フランシスコ会修道院: 1317年創業の薬局は、今も営業している薬局としてはヨーロッパ最古級です。
- ロクルム島:旧市街の正面に浮かぶ緑豊かな島で、クジャクと植物園があります。旧港から船で行けます(船と入島料込みで30ユーロ。私たちは行きませんでした)。
- ブジャ・バー:南側の城壁の開口部から入る、崖の上の2軒のバー。海を見下ろしながら一杯楽しめます。
- ツァヴタット:約20キロ南にある、小さくて落ち着いた港町。旧港から船で、またはバスで行けます。
ドゥブロヴニク・パスはお得?
2026年のドゥブロヴニク・パスは、1日券40ユーロ、3日券50ユーロ、7日券60ユーロです。城壁とロヴリイェナツ要塞、総督邸、フランシスコ会修道院の博物館、海洋博物館のほか、10か所ほどの博物館に入れて、市内バスも乗り放題。1日券は城壁のチケット単体と同じ値段なので、博物館をひとつ訪れるか、バスに乗るだけで元が取れます。ロープウェイ、ロクルム島への船、祖国戦争博物館は対象外です。
ドゥブロヴニクで泊まった宿
泊まったのはプロチェ地区のSuncana Apartments。バニェ・ビーチのすぐ上にあり、旧市街のプロチェ門まで徒歩数分です。ただし、たどり着くまでに100段ほどの階段があります。ドゥブロヴニクではよくあることです。Suncana Apartmentsの料金をBooking.comでチェック。
城壁内に泊まるのは趣がありますが、夏は高くてにぎやかです。門のすぐ外にあるプロチェとピレが、いちばんバランスのいい選択肢です。さらに西のラパドやバビン・クックは静かで安く、ビーチもありますが、旧市街へはバスが必要です。
ドゥブロヴニクへのアクセスと市内の移動
- 飛行機:私たちはパリから、ドゥブロヴニクへの夏季便を運航するトランサヴィアで飛び、アテネへはボロテアで移動しました。
- 空港から:空港は市街の約20キロ南にあります。空港シャトルバスは片道10ユーロで、約30分で最初にプロチェ門に停まり、そのあとグルージュのバスターミナルへ向かいます。タクシーは35〜55ユーロほどです。
- 市内の移動:旧市街は車両進入禁止で、どこへでも歩いて行けますが、階段がたくさんあります。市内バスがピレとプロチェをグルージュやラパドと結んでいます。
- スプリトへ:約230キロ、バスで4〜4時間半。2022年にペリェシャツ橋が開通してからは、陸路でボスニア・ヘルツェゴビナを通過する必要がなくなりました。
- お金:クロアチアの通貨はユーロで、2023年1月からシェンゲン圏に加盟しています。
ドゥブロヴニク観光のベストシーズン
私たちが訪れたのは5月末で、理想的でした。泳げるくらい暖かく、日が長く、夏より人も少なめです。6月と9月も同じくらいおすすめ。7月と8月の旧市街はとても暑く、混雑します。現在はクルーズ船を1日2隻、同時に滞在する乗客を4,000人までに制限していますが、それでもにぎわいます。冬は静かですが、ロープウェイや一部の船が運休します。
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ドゥブロヴニク観光のよくある質問
ドゥブロヴニクに3日間は長すぎる?
いいえ。3日間はちょうどいい長さです。1日は旧市街と城壁、1日は船で島めぐり、残りの1日はビーチでのんびりするか、ロクルム島やツァヴタットへ。1日しかないなら、城壁とストラドゥンに絞りましょう。
ドゥブロヴニクは行く価値がある?
あります。観光地化していますが、旧市街は驚くほど良い状態で保存されていて、城壁歩きはほかでは味わえない体験です。できれば、いちばん暑い時間帯と夏のピークは避けましょう。
ドゥブロヴニクの城壁歩きの料金はいくら?
2026年は大人40ユーロ、7〜17歳は15ユーロで、ロヴリイェナツ要塞の入場も含まれます。ドゥブロヴニク・パスの1日券も同じ料金で、博物館とバスも利用できます。
ドゥブロヴニクとスプリト、きれいなのはどっち?
私が行ったのはドゥブロヴニクだけです。城壁に囲まれた旧市街は唯一無二。一方のスプリトはローマ時代の宮殿を中心に築かれた街で、中部ダルマチアの島々をめぐる拠点に向いています。
ドゥブロヴニクに車は必要?
必要ありません。旧市街は車両進入禁止、空港シャトルバスはプロチェ門に停まり、島々やツァヴタットへは船やバスで行けます。
ドゥブロヴニクで使われている通貨は?
ユーロです(2023年1月から)。


